インドアイから作る藍錠、沈殿藍

本項ではインドアイから沈殿藍および藍錠を作る工程を説明する。とは言っても私はあまり詳しくはないので、今のところ、自分用のメモ程度の内容である。

インドアイと呼ばれる植物にはタイワンコマツナギとナンバンコマツナギがある。ナンバンコマツナギは南米原産であり、古来からインドにあったのはタイワンコマツナギの方かと思われる。こちらは英語ではtrue indigoと呼ばれるらしい。ナンバンコマツナギはヨーロッパにおいては新大陸発見以降に使われたのであろうと思われる。わたしが栽培していたのではナンバンコマツナギであったので、以下はナンバンコマツナギを使いつつ話を進めるが、使い方自体は同じであろうかと思う。

ナンバンコマツナギは東北の屋外で越冬できないのでプランターに植えて、冬は室内に入れている。春に種を蒔けば、夏には収穫できるのかもしれないが、東北では早めに種を蒔いても芽がでるのは7月頃であった。従ってある程度育ったものを、いちど越冬して、次のシーズンに収穫するというパターンにしている。

葉と茎を刈取り、いちおう水洗いする。かなり撥水性のある葉なので、ほとんど汚れるということがない。

葉をバケツに入れて、水に完全に浸して落としぶたなどして放置する。その時間はおそらく20時間程度である。タデアイよりずっと短い。

私は念入りに24時間浸けていたが、黒っぽい色が出てきた。これは何か腐敗したか、タンニンなどのインディゴと関係のない色素まで溶け出てしまったせいかと思う。水が黄緑くらいになった頃合いがよさそうである。

葉を取り出す。

染液の状態である。もうすこし早く葉を取り出せば茶色っぽさはなかったと思われる。

石灰乳を投入し、pHを上げる。石灰乳は余裕をもって、水1Lに消石灰30gで用意しておいた。

撹拌しつつ、石灰乳を入れてpHを上げてゆく。

まもなくこのような青い色の泡になった。ここまではタデアイと変わらず。しかし、pH10まで上げようとして、石灰乳を入れていたところ何故か泡が緑になってきたので、そこで終了とした。

泡が緑色になるし、上澄み液は茶色っぽくなっているが、底には藍が沈殿していた。上澄み液の黒さは葉を長く浸けすぎた際に着いたものかもしれない。

水で洗って、再び沈殿するのを待つ。2週間くらい待った。

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