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顔料

マシコット(密陀僧)、鉛丹(ミニウム)

概要 マシコット(密陀僧)と鉛丹(ミニウム)は、いずれも鉛を焼いて(酸化させて)つくる顔料である。古くは鉛白を焼いて作っていたようである。鉛白を空気に晒した状態で加熱すると、徐々にクリーム色になり、それから薄い黄色、やや赤味のある黄土色と変...
支持体

キャンバスのサイズ一覧

キャンバス・サイズ一覧号数縦( mm )横( mm )--FfiguraPPaysageMMarineSM227158--0180140--12201601401202240190160140327322019016043332422201...
未分類

リニューアル進捗

webサイトをリニューアル中です。 旧記事は情報が古くなったり、間違いも多かったので、修正したかったのですが、手間も多くて進まずにいました。今回CMS化したので、気がついたときにどんどん修正できるようになりました。 各記事にコメントできるよ...
染料

藍染料植物

インディゴを含む植物は地球上に数百種類あるようである。本項では代表的なものを挙げて雑感を述べたい。インディゴ顔料の製法は別に用意する。 タデアイ タデ科イヌタデ属アイ(学名:Persicaria tinctoria) 日本はよく育つし、刈入...
顔料

ボーンブラック(骨炭)

動物の骨を蒸焼きにして炭化して作った黒顔料。アイボリーブラック(象牙黒)という名の顔料や絵具は、現在は骨炭が原料である。赤味の黒とされるが、焼成温度等によっても変る。骨はリン酸カルシウムが主たる成分であり、これを栄養として黴が発生しやすいと...
展色材

熱で樹脂を溶かし、画用液を調合する方法

乾性油に樹脂などを混ぜて画用液を作るとき、通常は樹脂を溶剤に溶かしてワニスとしてから、乾性油に混ぜる。しかし、この場合必然的に一定量の揮発性溶剤が画用液に含まれることになる。溶剤の少ないもの、または全く溶剤を含まない画用液が欲しいという人も...
支持体

ゴッホ風キャンバスの作り方

はじめに 日本では、油絵というと、モネやゴッホなど印象派・後期印象派の作品を真っ先に思い浮かべる人は多いと思う。絵画教室で教える油絵も、印象派以降の絵具の使い方に則したものが普通ではなかろうか。画集などと違って、ゴッホの作品の実物から与えら...
支持体

油性地塗り

油性の地塗りは、油彩技法専用の地塗りとなる。鉛白と亜麻仁油による地塗りが理想的である。鉛白の地塗りをしたキャンバスは最近では入手が難しい。油性キャンバスとして販売されているものはチタニウムホワイトと亜麻仁油が主体となっていることが多い。キャ...
未分類

生画布を張り、膠引きする方法

本記事では、膠引きも地塗りもされていない状態の亜麻布(これを生画布と呼ぶことにする)を木枠に張って、膠引きするまでを説明する。市販の絵画用キャンバスは、PVAで目止めされており、さらにそこに白い地塗り塗料(ほとんどはアクリル塗料)が塗られて...
顔料

黒概要

黒の種類 炭 絵具としてよく使われてきた黒には、まず植物や動物の骨を焼いて、炭にしたものが挙げられる。植物など何らかの有機物を燃やすと炭や灰となる。空気が充分に行き渡るようにしておけば、ほとんど全て燃え尽き、わずかな灰が残る。灰にしてしまっ...